img_interview_09患者さんの思いを肌で感じながら変化を楽しみにできる現場

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.新卒でこちらに入職して26年目を迎えます。看護学校時代の実習で精神科を訪れた際に、担当していた患者さんの容態が緊張でみるみる悪化される様子を目の当たりにしました。身体的な不調だけでない心の動きに一体どのような問題があり、その症状を手助けするために私たちにできることは何なのかといった疑問を真っすぐに突き付けられたような気がしました。精神疾患に悩む患者さんのケアについてもっと深く知りたいと思い、こちらを希望して気づけば長くこの現場にいます。入職した25年前は男性の看護師の求人自体がそもそも少ない中で、この三方原病院は男女の垣根なく広く募集されていたというご縁もあってこちらを選びました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

img_interview_10A.患者さんの日々の健康管理や入退院の調整といった業務内容に加えて、特にこの慢性期病棟では患者さんご本人の治療が終了しても、同時に帰る環境の受け入れ態勢がしっかり整わなければなかなかご自宅や地域に戻っていくのが難しい現状があります。一般的なマニュアル通りのケアでは対応できないことも多く、患者さんが帰っていくその先の生活も見据えて調整しながら退院を目指すという観点が必須となります。しかし、それは一人だけの力ではどうにもならない部分が大きく、さまざまなスタッフたちと目線を同じにしながら連携することがとても重要なことです。場合によっては患者さんのご自宅にお伺いしてご家族の協力を得られるよう働きかけたり、行政の方と相談しながら多様性を持って対応することが大切です。解決の道筋が複雑で難しい分、やりがいは大きいですね。患者さんとの距離感もとても近く、一人一人のケースを丁寧に考え続けることが求められる仕事です。医療的な技術や知識以上にコミュニケーション力や人との信頼関係がものを言う現場です。ソーシャルワーカーさんや作業療法士さん、地域の相談員さんなどといったさまざまな専門職の方々と連携することで、自分の視野や考え方も大きく広がり日々刺激をいただいています。

患者さんは10代の方からご高齢の方まで幅広いです。治療や薬が進歩してきた一方で、核家族化など患者さんを取り巻く環境も変化してきています。病気の種類も時代に応じて複雑化してきているように感じられます。当院ではさまざまな専門職員によるサポートを強化しながら、地域に戻る患者さんを応援しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.特に長期入院されている方が、入院されて来た時よりも劇的に変わっていく様子を見るときには大きなやりがいを感じられます。例えばご家族に対しても全くコミュニケーションが取れず自宅に十数年引きこもっていらっしゃったような方が入院して来られて、少しずつ心の平穏を取り戻されていくうちに驚くほど回復されるような方もいらっしゃいます。薬剤や治療による効果も大きいとは思いますが、自己表現をできるようになるということは人との関わり方にこそ影響を受けるものです。さまざまな職種の方と効果的に連携を図りながら、自然な状態の中から少しずつ緊張をほぐすという作業があらためて重要であることを感じます。その方の何気ない生活の中にヒントがあり、きっかけがあります。患者さんの思いを肌で感じ取りながら日々の小さな変化をも楽しみにできる現場です。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

img_interview_11A.人口減少にともなって、今医療の現場でも人員確保が難しくなってきています。病院は24時間体制でもありますから、職員の働き方や職場環境の改善といったところはもちろん今以上に意識高く取り組んでいくべき課題です。それに加えて、将来的には看護師や看護助手といった職種にも外国人の雇用が広がってくると思います。人種や職種を超えた「真の働きやすさとは」といったテーマを掲げながら、みんなが手を取り合って助け合える環境を一緒に考えながら作り上げていきたいと思います。すでに患者さん側では外国人の方も増えてきています。コミュニケーションが特に重要となる現場ですから、十分なケアを行うためにもそういった外国人スタッフの充実も近いうちに迫られてくるのではないでしょうか。受け入れる側としても教育体制の充実にはますます尽力していきたいと思います。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.精神科の入院期間は一般的な入院期間に比べるとどうしても長くなる傾向があります。しかしその分だけ患者さんと関わる時間は長くなり深い絆が生まれます。患者さんが退院を迎えるときには心から嬉しいと感じられますし、大きなやりがいを感じられる仕事です。充実した看護のあり方を強く実感できる現場ですし、人と関わることを心から楽しいと感じられる職場だと思います。一人一人の患者さんと丁寧に向き合いながら、いろんな職種の方々と連携を図り、患者さんをより良い方向に導いていくのが当院の強みです。他職種の方々から新しい学びと刺激を常にいただきながらさまざまな角度からスキルも身につきます。スタッフはみんな優しくアットホームです。初めての方でも不安なく仕事に取り組めるようにさまざまなサポートが充実していますので、興味のある方はぜひ一度見学にいらしていただければと思います。

Aさん / デイケア室 / 精神保健福祉士 / 2011年入職

img_interview_07生きやすい社会を整えるということ

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.私は新卒でこちらに入職しました。関連施設の援護寮で3年、地域活動支援センターで2年の経験を積み、現在は三方原病院デイケアにて5年目を迎えるところです。精神保健福祉士は大学などで専門的な勉強を受けられた方が資格取得をされるのが一般的と思いますが、私も同様に学校で多様性の社会について学びました。精神疾患がますます多様化し罹患する人が増えてきている実状を知り、精神保健福祉士という仕事はこれからますます必要とされる職種だと感じました。課題を抱えられている当人だけでなく、周囲にいる人たちや生活の場に効果的にアプローチする方法を見つけるなど、広く課題解決を図るためのこの仕事は大変意義のあるものだと思います。三方原病院は医療機関でありながら、福祉施設も多く展開されているので自分自身もいろいろな経験ができる場所だと感じました。私が入職した頃はまだ精神保健福祉士という言葉も目新しく、求人も少ない中で先進的な三方原病院は積極的に募集されていました。ここでなら自分のやりたいケアの実現もできるのではと思い希望しました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

img_interview_08A.疾患を抱えるご本人だけでなく、支えるご家族や勤務先の方、地域の方などに対して働きかけをして生活の基盤を根底から支えるようなアプローチを考えることが私たちの仕事です。例えば、生活しやすくするためのチーム作りをしたり、悩まれている方々が集える場所を提供したり、個人に対する治療だけにとどまらず、治療を受けながらご本人が充実した生活をしていけるかといった部分に視点を向け解決を目指します。日々生活の中における困りごとをお聞きしたり、レクリエーションを一緒に楽しんだり、病気を抱えながらの復職に向けてのリハビリテーションに取り組んでいます。病気の特性を受け入れながらも、その人らしく生きていくためにはどうしたらよいか、といった部分をしっかり利用者さん目線に立って捉えることを意識しています。

デイケアでは各種プログラムを実施しています。看護師や作業療法士、公認心理師などといった専門的な知識を持つスタッフが、利用者さんを包括的に支援しています。各職種ならではの特徴が光るプログラムが多いです。例えば看護師さんによる講座「季節の病気」では、インフルエンザなど生活の中にあるさまざまな病気について学びます。精神疾患に関する薬の中には強い作用を持つものもあり、どうしても体調の変化が起きやすくなります。そういった情報を知ることで、快適に生活できる工夫をすることにつながります。また、利用者さん同士で日常の中の悩みを話し合って解決に向けての一歩を踏み出すきっかけ作りをすることも大切にしています。「人に物事を伝えるにはどうしたら?」といった抽象的な問題をより具体的にその方の生活の中に落とし込んでシミュレーションするような立体的な学びとなります。それを私たちは専門用語でソーシャルスキルトレーニングと呼びますが、対人関係や集団行動を上手に営んでいくためのスキルを獲得するための大事な練習場所としてここを利用していただければと考えています。もちろん身体を動かすことも健康的な生活を送るためにとても大切なことです。ストレッチの時間を設けてみたり、散歩してみたりなど本当にプログラムはバリエーション豊かに用意してあります。中でも私が特に力を入れていることは、うつ病で休職されている方へのケアです。原因はさまざまですが、対人関係の悩みを抱えられている方は非常に多いものです。そういった方々へは一人一人に特化したプログラムをご用意して就労に向けての解決策をご本人と一緒に模索しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

img_interview_12A.やはり人を相手にする仕事ですから、その方の人間らしさや感情の動きや優しさといったものに直接的に触れられる瞬間にはこの仕事のやりがいを強く感じます。特に仕事に復帰されていくためのプログラムを考える際には、精神疾患についての理解を深めていただくためにさまざまな場所へ協力を得る必要があります。そういった試みがうまく作用して無事に復職を果たせたときや、この支援の場で出会った仲間たちや経験を特別な時間と感じてくださっていることがわかるときなども心から嬉しく思います。手ごたえのようなものはすぐには感じられないことも多いです。けれどもその分長く利用者さんと関わる時間があります。小さな喜びを一緒に共有できるときや少しずつ改善されていくご様子を拝見させていただくときなども本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりますね!

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.人と深く関わることで、他者がどのように考えてどのように感じているのかということをより意識する仕事です。人との交流の仕方やつきあい方についてあらためて考えさせられる機会は多いですね。相手の気持ちを推し量る視点、多様性を受け入れるという考え方も以前に比べる強く意識するようになったと感じています。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.地域課題や利用者さんを取り巻いている環境、社会全体の生きづらさといった課題についても思いを巡らせるようになった自分がいます。とても大きなテーマではありますが自分なりに考え、どのように働きかけることができるのかといった部分にも果敢に挑戦していけたらと思います。生きやすい地域づくり、社会復帰のためにまだ整備されていない部分など利用者さんにとっての必要なものに特化した新しいサービスをこれからも提供し続ければと思います。医療機関や福祉サービスだからこそできることがまだまだあると私は信じています。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

img_interview_13A.子育てや出産といったスタッフの生活についてもとても理解のある会社です。個性を尊重して応援してくださる風土があります。ベテランから新人まで年代も幅広く、毎日刺激的です。教育体制も整っていていますし、関連団体による勉強会や学術学会にも積極的に参加できます。前向きに学びながら安心して仕事に取り組める職場ですね。職員のメンタルヘルスや生活スタイルについても大変理解のある、チームワークのある職場です。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.ここは医療機関でもあり、障害福祉サービス事業所でもある会社ですから広い知識や学びが得られる場所です。興味関心をいろんな方向に持っていらっしゃる方、学ぶことを楽しめる方にはとても向いている職場だと思います。精神疾患や精神障害のさまざまな課題を抱えていらっしゃる患者さんと触れ合うことで、温かな心の動きを直に感じることができます。ぜひ興味のある方は一度見学にいらしていただければと思います。

Bさん / 精神療養病棟 / 看護師 / 1994年入職

img_interview_09患者さんの思いを肌で感じながら変化を楽しみにできる現場

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.新卒でこちらに入職して26年目を迎えます。看護学校時代の実習で精神科を訪れた際に、担当していた患者さんの容態が緊張でみるみる悪化される様子を目の当たりにしました。身体的な不調だけでない心の動きに一体どのような問題があり、その症状を手助けするために私たちにできることは何なのかといった疑問を真っすぐに突き付けられたような気がしました。精神疾患に悩む患者さんのケアについてもっと深く知りたいと思い、こちらを希望して気づけば長くこの現場にいます。入職した25年前は男性の看護師の求人自体がそもそも少ない中で、この三方原病院は男女の垣根なく広く募集されていたというご縁もあってこちらを選びました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

img_interview_10A.患者さんの日々の健康管理や入退院の調整といった業務内容に加えて、特にこの慢性期病棟では患者さんご本人の治療が終了しても、同時に帰る環境の受け入れ態勢がしっかり整わなければなかなかご自宅や地域に戻っていくのが難しい現状があります。一般的なマニュアル通りのケアでは対応できないことも多く、患者さんが帰っていくその先の生活も見据えて調整しながら退院を目指すという観点が必須となります。しかし、それは一人だけの力ではどうにもならない部分が大きく、さまざまなスタッフたちと目線を同じにしながら連携することがとても重要なことです。場合によっては患者さんのご自宅にお伺いしてご家族の協力を得られるよう働きかけたり、行政の方と相談しながら多様性を持って対応することが大切です。解決の道筋が複雑で難しい分、やりがいは大きいですね。患者さんとの距離感もとても近く、一人一人のケースを丁寧に考え続けることが求められる仕事です。医療的な技術や知識以上にコミュニケーション力や人との信頼関係がものを言う現場です。ソーシャルワーカーさんや作業療法士さん、地域の相談員さんなどといったさまざまな専門職の方々と連携することで、自分の視野や考え方も大きく広がり日々刺激をいただいています。

患者さんは10代の方からご高齢の方まで幅広いです。治療や薬が進歩してきた一方で、核家族化など患者さんを取り巻く環境も変化してきています。病気の種類も時代に応じて複雑化してきているように感じられます。当院ではさまざまな専門職員によるサポートを強化しながら、地域に戻る患者さんを応援しています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.特に長期入院されている方が、入院されて来た時よりも劇的に変わっていく様子を見るときには大きなやりがいを感じられます。例えばご家族に対しても全くコミュニケーションが取れず自宅に十数年引きこもっていらっしゃったような方が入院して来られて、少しずつ心の平穏を取り戻されていくうちに驚くほど回復されるような方もいらっしゃいます。薬剤や治療による効果も大きいとは思いますが、自己表現をできるようになるということは人との関わり方にこそ影響を受けるものです。さまざまな職種の方と効果的に連携を図りながら、自然な状態の中から少しずつ緊張をほぐすという作業があらためて重要であることを感じます。その方の何気ない生活の中にヒントがあり、きっかけがあります。患者さんの思いを肌で感じ取りながら日々の小さな変化をも楽しみにできる現場です。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

img_interview_11A.人口減少にともなって、今医療の現場でも人員確保が難しくなってきています。病院は24時間体制でもありますから、職員の働き方や職場環境の改善といったところはもちろん今以上に意識高く取り組んでいくべき課題です。それに加えて、将来的には看護師や看護助手といった職種にも外国人の雇用が広がってくると思います。人種や職種を超えた「真の働きやすさとは」といったテーマを掲げながら、みんなが手を取り合って助け合える環境を一緒に考えながら作り上げていきたいと思います。すでに患者さん側では外国人の方も増えてきています。コミュニケーションが特に重要となる現場ですから、十分なケアを行うためにもそういった外国人スタッフの充実も近いうちに迫られてくるのではないでしょうか。受け入れる側としても教育体制の充実にはますます尽力していきたいと思います。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.精神科の入院期間は一般的な入院期間に比べるとどうしても長くなる傾向があります。しかしその分だけ患者さんと関わる時間は長くなり深い絆が生まれます。患者さんが退院を迎えるときには心から嬉しいと感じられますし、大きなやりがいを感じられる仕事です。充実した看護のあり方を強く実感できる現場ですし、人と関わることを心から楽しいと感じられる職場だと思います。一人一人の患者さんと丁寧に向き合いながら、いろんな職種の方々と連携を図り、患者さんをより良い方向に導いていくのが当院の強みです。他職種の方々から新しい学びと刺激を常にいただきながらさまざまな角度からスキルも身につきます。スタッフはみんな優しくアットホームです。初めての方でも不安なく仕事に取り組めるようにさまざまなサポートが充実していますので、興味のある方はぜひ一度見学にいらしていただければと思います。

Cさん / 認知症治療病棟 / 看護助手 / 2018年入職

img_interview_04不安な気持ちに寄り添える頼もしい存在であるために

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.こちらには新卒で入職しました。もともと医療に携わる仕事に就きたいという憧れがありました。特別な資格や経験がなくても、看護師さんの指示のもとで医療に触れながら患者さんのお世話ができる看護助手という仕事があるということを知り、私にもできるのではと思い応募しました。人と関わる仕事はいろいろあると思いますが、この医療の現場ほど人の温もりやつながりの強さを実感できる仕事はありません。毎日たくさんの患者さんと触れ合いながら笑顔で働けていますね。特に三方原病院は昔から知っている場所でもあったので安心感がありました。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

img_interview_06A.私が担当している認知症病棟には現在46名の患者さんがいらっしゃいます。私たち看護助手の仕事は主にはこちらにいらっしゃる入院患者さんの援助です。例えば排せつの介助や食事介助、入浴介助や水分の補給といった生活の中のお手伝いをはじめ、ベッド周りの清掃といった患者さんにとっての快適な環境を守る仕事もしています。その他、看護師の指示のもと処置や検査の補助にも入っています。患者さんにより近い距離でお世話をすることをモットーとしています。認知症治療病棟で65歳以上のご高齢の方がほとんどです。精神的な疾患以外にもさまざまな高齢者ならではの病気を抱えていらっしゃいます。一人一人の患者さんの状況に合わせた複合的な知識も必要となってきますし、自分で積極的に勉強を深めることもとても重要な現場です。また患者さんは皆さん人生の大先輩にあたるような年代の方々ですので、敬意を持って接することを心がけています。ときに自分が知らなかった時代の話、ためになる深いお言葉をいただくことがあります。医療的な知識以上に人としての視野や心の幅が広がるような、そんな新鮮な学びがたくさんあり、日々楽しく働けています。いろんな方と出会えて楽しい職場ですね。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

img_interview_14A.日常の業務の中に排せつ介助があります。おむつひとつをとっても奥が深いものです。恥ずかしながら、実は私はここに来て初めておむつの使い方を知りました。しかし、この一年を通じて少しずつではありますが気持ちよく過ごせるためのおむつ選びを理解できるようになりました。例えば、患者さん一人一人の体格や尿量を確認することで「この方にはこのオムツが最適なのでは?」といった判別をします。さらに細かく言えばメーカーによっても材質や形状が異なりますし、患者さんの今の身体の状態や生活リズムなどによっても最適なものはその都度変化してゆきます。一人一人に対して何が今ふさわしいおむつかを吟味することで、患者さんのその日一日の快適さが大きく変わります。排せつは人間の尊厳にも大きく関わる部分ですから、そういったところにも丁寧に心を尽くしたケアを提供できればと思います。そういった目配りや気配りがしっかりと患者さん側に伝わって、感謝のお言葉をいただけるときなどは大きなやりがいを感じられますし、この仕事に就けて良かったと心から思える瞬間です。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.憧れていた医療現場でのお仕事ですが、まだまだ知らないこと、わからないことだらけの毎日です。それでも以前に比べると少し周りを見て行動できるようになれた気がしています。それは患者さんに対してだけでなく、スタッフ同士の関係の中にも実感します。ミスが絶対に許されない医療の現場です。助け合いながらも空気を読みながらスムーズに進行できることを少しずつではありますが先回りして考えながら動けるようになった自分には成長を感じますね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.今、介護福祉士の資格を目指して勉強しているところです。資格取得には3年間の現場経験が必要となるので、まずは日々ここで自分が感じていることを大切にしながら学んだ知識を少しずつ業務に生かしていけるといいなと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

img_interview_05A.看護助手は10名くらいのチーム。20代の若手からベテランまで幅広く、男性の方もいらっしゃいます。新人には1年間担当の先輩がついてくださり、現場を一緒に体験しながら学びを深めることができます。院内の勉強会や研修会も充実しているので、知識として学んだことを実際に患者さんとふれあいながら確かめることができるので身につくスピードも速く感じられます。わからないことがあれば先輩たちが優しく教えてくださるので頼もしいですし、不安なく仕事に取り組めています。お休みもしっかりとれていますので自分の気持ちをリフレッシュする時間も十分に取れています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.落ち着いて仕事に向き合える現場です。私自身がそうだったように、まったく初めての方でも無理なく楽しく取り組める仕事だと思います。人と関わる仕事だけに、日々観察力やコミュニケーション力といった人間力も磨かれていくような気がしています。患者さんにとっては長い時間顔を合わせる身近な存在となるため、看護助手は治療の不安や悩みを打ち明けられる心強い存在です。人の役に立ちたいという気持ちや思いやりのある方にとっては大きな充実感を感じられる仕事だと思います。自分が必要とされていることを実感でき、やりがいに溢れています!未経験の方も大歓迎ですので、ぜひ医療の世界に興味のある方は誰でもチャレンジしていただければと思います。

Dさん / 急性期治療病棟 / 看護師 / 2012年入職

人の奥深さと看護の可能性を探求できる場

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.私は新卒で入職しました。こちらを選んだ理由としては、看護学校の実習で精神科のケアについて学んだ際に、患者さんの思いに寄り添うことの大切さや思いを丁寧に受け止めることの意味を身を持って体験したことがあったからです。急性期病棟での実習でしたが、わずか数日のうちにもみるみる回復されていく患者さんの姿には胸を打たれることが多く、心を強く揺さぶられるものでした。これこそが看護の基本であると痛感しましたし、それによって実際劇的に回復されていく患者さんの姿を目の当たりにしたことは自分の看護観をより深めることにつながりました。「精神科って本当にすごい場所だ!」と素直に感激しましたね。プロフェッショナルな看護のあり方を見せつけられたような気がして、ぜひ私もここで本格的に自分の看護力を養いたいと思いました。

また、私は看護学校時代から子育てをしていたこともあって、育児と両立しながら自分らしく働ける職場を選ぶということも大きなテーマでした。こちらは残業も少ない職場だったので大変ありがたい環境でしたね。さらに、お昼と夜勤には食事も提供され、慣れない育児に奮闘する私にとっては大変ありがたい職場でした。もちろん食事が提供されることは家計的にも助かりますし、何より働くスタッフを大切されているこのような病院の取り組みは素晴らしいと思いましたね。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

A.現在担当しているのは急性期の病棟です。急激な症状の現れている患者さんや重症の方、初めて入院されるような患者さんが多くいらっしゃる病棟です。バイタルチェックに回ったり、点滴や採血など処置が必要となる方への対応や褥瘡のケアなどを行っています。午前中は入浴介助、お昼には食事介助や見守り、配薬など時間帯に応じてもさまざまな業務があります。現在急性期病棟には44名の患者さんが入院していらっしゃいます。看護師一人当たりでは10人程度の方を担当することとなります。患者さんの年齢層も10代後半から80代のご高齢の方まで幅広いです。病気の種類や程度も人それぞれです。患者さん一人一人のニーズにあったケアを丁寧に考えることはもちろん、「心」という人の根底を支える部分を真っすぐに見つめることが重要となる現場です。患者さんの中には家族と離れて大きな孤独を抱えられている方が大勢いらっしゃいます。薬の効果と刺激の少ない穏やかな環境で少しずつその凝り固まっている心を溶かしていかれる患者さんの姿を見守る中で、いつも大切に考えていることは「私はいつでも患者さんの味方である」というスタンスです。言葉にしなくとも、患者さんが心を開きやすいような環境を作り出す努力や寄り添う姿勢を意識しています。辛いお気持ちをひとつでもここで取り除くことができるように、声掛けひとつにもきめ細やかな対応が取れるようスタッフ一同心がけています。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

A.精神科の仕事は特に看護のあり方や可能性を大いに感じられる場所です。総合病院などに比べると医療処置を行う機会は少ないかもしれませんが、その分一人の患者さんと向き合う時間が長く取れるところが精神科ならではの良いところだと思います。患者さんが求めていることを引き出せたときや、みんなの努力がつながってより良いサポートができたときなどは心から嬉しく思います。急性期では状態が著しく悪かったり、初めて精神科にかかられる方も少なくないので取り乱される方も少なくありません。中には落ち込んでしまって言葉を発することも目を合わせることすらできない方もいらっしゃいます。そんな方々が徐々に私たちを信頼して、心を開いてくださる瞬間や笑顔が飛び出る瞬間、退院されていく姿を見送る際などには大きな達成感のようなものを感じられます。日々の変化を患者さんと一緒に喜びながら楽しみにできる現場です。喜びや悲しみを素直に表現される方などは改善の様子が目に見えてよくわかります。スタッフたちは患者さんの小さな変化も見逃さないようによく観察していますので、ちょっとした表情の変化にも敏感に気づきます。そういったところで状態が良くなられていることを実感するなど、患者さんに最も近い場所で喜びを共有できるのもこの仕事ならではのやりがいだと思います。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.育児と両立しながら無我夢中でやってきたような8年間ですが、今ようやく自分のやりたい看護について落ち着いて考える時間が取れるようになってきたような気がしています。患者さんにもっと信頼してもらえる存在になるためにはどうしたら良いのかといった基本にあらためて立ち返り、患者さんと真っすぐ向き合おうとしている自分には成長を感じますね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.経験を積んできたことで当たり前と思い込んでいることや「こうでなければならない」といったような概念が逆に自分の視野を狭めているような気がすることもときどきあります。先輩たちや他職種の方々とも意見交換しながら、柔軟な発想や客観的に物事を広く見られる視点を手に入れられたらいいなと思います。まだまだ勉強不足な自分を日々反省します。最近当院でもクリニカルラダーを取り入れるようになり、研修内容も充実してきました。そういったありがたい機会を有効活用しながら、看護師としての実践的な技術や知識を高める努力を積極的にできればと思います。医療の現場ですから常に新しい情報を敏感に取り入れながら、学び続けるという姿勢は忘れずにいたいと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

A.看護師は19名のチームです。急性期病棟は男性スタッフも多く活躍しています。育児や親の介護などみなさんそれぞれの事情を抱えて勤務されている方も多いですが、両立して働くということにお互い理解がありみんなで応援し合っているような職場です。病院全体においても個性やその方の生活を尊重しながら助け合おうとする風土があります。とても働きやすいですね。夜勤も今私は固定の曜日で担当させていただいています。個々の状況に応じて相談にも快くのってくださるありがたい職場です。看護師だけでなくいろいろな専門職の方々と触れ合う機会も多いので、新鮮な学びや刺激を良くいただけて楽しく働けています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.人と関わることや、お話しすることが好きな方には精神科の仕事はとても向いているのではないでしょうか。看護といった面だけでなく、長い人生における先輩とも言うべき方々とたくさん出会える場所です。人としての奥深さや心の厚みを感じる機会も多く、学ぶことがたくさんあります。また、私のように子育て中の方も無理なく自分らしく働ける職場です。ぜひ私たちと一緒にここで働いてみませんか?

Eさん / 医事課 / 事務員 / 2015年入職

img_interview_01これからも質の高いサービスを目指して

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手になったことを教えてください。

A.こちらに来る以前は病院でクラークをしていました。子育てもひと段落して、自分が思うように働けるようになったというターニングポイントを迎えて、定年まで長く続けられる仕事は何かと考えた際に、やはり自分には事務の仕事が向いているのではと思いました。そんなときちょうどこちらの求人に出会い、ここでなら安心して長期にわたって自分らしいスタイルで働けるのではと思いました。ちょうどこちらの医事課は子育て中の方も多く、お子さんの体調不良にもみなさん寛容で理解ある方たちばかりでした。同じ価値観を持つ方が多かったこともあり、安心して働くことができています。

Q.現在のお仕事内容、大切に考えられていることなどを教えてください。

img_interview_03A.私は主に精神科の外来患者さんの受付や会計、毎月の保険請求や書類作成などを担当しています。直接的に患者さんとコミュニケーションを取ることが多い一方で、事務的な作業も多い仕事です。受付業務では患者さんからはさまざまなご質問をお受けします。診療についてのことやお薬についてのご質問はもちろん、病気についての詳しいことや福祉サービスに関することまで内容は多岐にわたります。すべてに詳しくお答えすることはなかなか難しいのですが、必要に応じて専門的な相談窓口をご案内するなどして患者さんにはできるだけわかりやすくご説明させていただいています。患者さん一人一人によってさまざまに抱えられている状況が違うので、正しい情報は何かと言ったところを常に意識しながらお話しさせていただいています。さまざまな専門的な知識を必要とする場面も多いですし、臨機応変なスピード感も大いに求められる仕事です。

患者さんの年齢層も未成年の方からご高齢の方まで幅広く、それぞれに必要となる対応があります。どんな患者さんに対しても私が大切に思うことは接遇です。院内でも定期的に接遇についての研修が行われています。患者さんに対しては特に心を尽くした言葉掛けやサービスのご提供ができるように心がけています。みなさん不安なお気持ちを抱えて当院までお越しになられています。そんなお気持ちを少しでも軽くし、最後のお会計時には笑顔で帰って行かれることを心から願いながらいつも患者さんとは向き合うようにしています。

事務的な面では診療報酬の改定が2年ごとに行われています。毎回大変な作業ではありますが、患者さんに対してはスムーズに会計処理が行えるように尽力しています。直接的に患者さんのお金に影響を与えることとなります。ミスがあれば病院への信頼も問われる一大事です。プレッシャーもありますが、そういった部分をきっちりと守り切ることも私たちが担う大事な役割だと思います。

Q.この仕事を通じてやりがいや充実感を感じる瞬間はどんなときですか?

img_interview_15A.この医療の仕事に就いて一番最初に驚いたことは、患者さんから逆に「ありがとう」とお言葉をいただくことでした。普通、お店などを出る際にはスタッフさんのほうがお客さんに「ありがとうございます」を言いますよね。それが医療の現場では逆に言われる側になることが多いのです。「ありがとう」と患者さんに声を掛けられるたびに、それに見合った満足のいくサービスや心づかいを提供できたかどうか身の引き締まる思いがします。患者さんからの「ありがとう」の言葉は私たちの大きなやりがいでもあり、より良い対応をもっとして差し上げたいという思いにもつながっています。

Q.この仕事を通じて感じるご自身の成長とは?

A.日々この仕事をする中で感じることは、ストレス社会といわれる現代で、精神的な病にかかられる方は決して特別ではないということです。その一方で人が人を支える力の底力や尊さ、手を取り合うことの素晴らしさを痛感します。そういった意味でも人との関わり方や接遇面の大切さを身に染みて感じる現場です。医療の世界ですから事務と言えど日々学ぶという姿勢は欠かせません。意識高く、積極的に学ぶ時間をこれからも大切にしていきたいですね。

Q.これからの目標や達成してみたいことはありますか?

A.去年、医療事務においての専門的な資格を取得しました。日々の業務の中にも学んだ知識は確実に役立っていることを実感しますし、しっかりと自分の判断にも自信を持って仕事に取り組めるようになりました。より精度の高い処理ができるように、点数表を読み深めるなど自分にできることをひとつひとつ見つけながら丁寧に積み重ねる努力をこれからも続けていきたいと思います。

Q.職場の風土や雰囲気を教えてください。

img_interview_02A.医事課には現在7名のスタッフがいます。お休みはみんなで助け合いながら無理なく取得できていますし、急なお休みにも柔軟に対応できています。イレギュラーな対応も必要となる現場ですから、情報交換や申し送りの徹底などみんなが協力し合いながら臨機応変に対応できています。教育体制もしっかりしていて、丁寧に教えていただける環境があるので新人さんも不安に思うことなく仕事に向き合えます。病院全体としても学ぶ機会は充実しており、みんなが意識高く学ぶことを応援してくださっています。

Q.この仕事に向いている方や「こういう人と一緒に働きたい」と思われる方はどんな方ですか?

A.やはり精神科ですので、本当にさまざまな悩みを抱えられて来院されている患者さんばかりです。優しい気持ちを持ってポジティブな発想で患者さんと向き合える方には向いている仕事なのではないでしょうか。思いやりの気持ちが特に大切となる現場です。その一方で新しい情報を敏感にキャッチしながら自分で学ぶという積極的な姿勢も求められる場所でもあります。だからこそ、わからないことをわからないと素直に聞ける力もここではとても大切なことだと思います。また理解したことをチームのみんなに共有したいと思える方とぜひ一緒に働きたいですね!